仙台⇔名古屋の新幹線と飛行機の往復料金を比較

仙台から名古屋、名古屋から仙台へ旅行をする時に気をつけなければいけないことがあります。旅行を楽しむために重要なのが旅費。旅費が安いと現地で使えるお金が増えます。予算をオーバーするとそもそも旅行に出掛けることができません。

そこで、当サイトでは料金が安いことから「一人旅を安く済ませるコツ」で新幹線と飛行機を利用した旅行では宿泊先とまとめて予約できるセットやパックをオススメしています。

しかし、仙台⇔名古屋間の新幹線の場合は、上記に載っている方法だと利用できないことに気づいたので、補足として改めてここでのテーマにしました。新幹線で行くか、飛行機で行くかで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

なぜ、仙台⇔名古屋間は新幹線+宿泊セットが少ないのか?

考えられる要因は2つ。

ひとつは、仙台駅から東京駅の区間はJR東日本、東京駅から名古屋駅の区間はJR東海と鉄道会社が違うこと。仙台・名古屋どちらから行くにしても東京駅で新幹線を乗り換える必要があります。利用者からすると同じJRですが、それぞれが独立した会社なので簡単に安いセットをつくるのは難しいのかもしれません。

もうひとつは、仙台から名古屋へは飛行機の方が便利なこと。新幹線では片道4時間かかりますが、飛行機では約70分。仙台空港から仙台駅へは、仙台空港アクセス線で約25分。中部国際空港から名古屋駅へは、名鉄特急で約40分。空港までの移動時間のほかに、搭乗手続き等を考えても飛行機の方が早いかなと思います。

採算が取れない・競合相手が強いために、積極的に新幹線+宿泊セットを売り出していないことが推測できます。逆に、航空券+宿泊パックは豊富な数があります。

新幹線に通常料金よりも安く乗る方法はあります。

新幹線の切符を往復で購入すると、片道601キロ以上あれば乗車券の運賃が1割引になる往復割引が適用されます。仙台駅⇔名古屋駅間の営業距離は717.8キロあるので往復割引の対象となります。

例えば、仙台から東京「やまびこ自由席」、東京から名古屋「のぞみ自由席」だと、往復割引が適用されて35,320円になります。片道のみ購入は18,680円で、往復料金は37,360円。往復割引を利用すると2,040円安くなります。

新幹線での1泊2日の旅行の場合、ホテル代を5,000円として考えると、一人4万円以上かかることになります。仙台空港⇔中部国際空港を運航しているANAの往復航空券+宿泊パックの場合、4万円以下があります。

飛行機の場合は、早めの予約で航空券の運賃が割引されるサービスもあるので、旅費にかなりの差が発生する場合もあります。

以上のことから、仙台から名古屋、名古屋から仙台の旅費を安くしたいならば、当サイトでは飛行機をオススメします。

飛行機が苦手という方もいると思うので、新幹線については今後安い行き方が見つかり次第、追記しようと考えています。

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