北陸の夏を男一人旅で満喫

北陸の夏を楽しむため、男一人旅で2018年8月に行ってきました。福井県・石川県・富山県の主要駅を拠点に、それぞれ旬の食べ物を探しながら、一人で観光も楽しんできましたよ。

最初は、福井駅。

福井駅の外観

JR福井駅西口の外観は恐竜ラッピング。駅前広場には、大きな恐竜のモニュメントもあります。最も高いフクイティタンは6mもあるとのこと。確かに大きかったです。

福井駅のフクイティタン

さっそく福井駅前で、名物を探します。駅前から徒歩1分程の商業施設・ハピリンには、福井市観光物産館があります。夕食は福福茶屋のコチラ。

福井の夏名物

福井は蕎麦が美味しいことで有名ですよね。実は手前にある2種類の刺身も福井ブランドなのです。私は現地で初めて知りました。『ふくいサーモンと九頭竜サクラマス刺身定食』は、期間限定メニューらしいので、興味のある方は早めに福井へ。

お腹も満腹になり、福井駅ビルのプリズム福井に入っている「越前仕立て汐雲丹専門店 天たつ」へ。日本三大珍味のひとつ、『越前の雲丹』を今晩の肴にしようと、旅行前から決めていました。値段はしますが、せっかくの旅行なので初日から奮発します。

8月初旬から中旬までの限定発売『汐うに粒』を試食させていただき、購入しようと思ったところ、残念ながら一番小さいサイズ(18g・3,240円)が売り切れていました・・・。一人旅なので大きなサイズは諦めました。

試食はできたので満足です。原料はバフンウニの卵巣と塩のみ。口の中に入れると、磯の香りがして、濃厚なウニの味が楽しめます。

福井の汐雲丹

せっかくなので、「汐うに(11g・2,160円)」を購入。こちらは日持ちのする保存用として加工されたものとのこと。汐うに粒に負けじと、コチラも濃厚でした。

福井のおつまみとお酒

11gは少ないと思うかもしれませんが、一人で食べるには多すぎました。ウニを少し舐めては、お酒を飲んでいると、あっという間に飲み物の方がなくなりました。おそるべし日本三大珍味。

福井のジュース『ローヤルさわやか』を飲みながら、最後まで美味しくいただきました。美味しい食べ物、メロン味の美味しいジュースもあり、福井県民が羨ましくなった夜でした。

ローヤルさわやか

2018年に行った記念の食べ物も購入。眼鏡堅麺麭(めがねかたパン)の国体パージョンです。2018年秋に福井しあわせ元気国体が行われます。もしかしたら、国体で初めて福井に行く方もいるかもしれませんね。きっと福井が好きになると思いますよ。

眼鏡堅麺麭

翌日の朝食はおにぎり。

福井のおにぎり

具材は福井名物。左が『へしこ』、右が『若狭牛』です。郷土料理とブランド牛肉を食べ、今日も一日楽しもうという気分になりました。

恐竜が気になったので、勝山市にある「福井県立恐竜博物館」を観光しました。夏休みということもあり、ファミリーが多かったです。一人で行っているのに、誰かと来たような、錯覚するほど混んでいました。

福井県立恐竜博物館

続いて、石川県の金沢駅へ。

2018年夏の鼓門

金沢駅では、バスを待つ観光客が大勢。海外からの観光客も多くいました。さすが北陸を代表する観光地です。金沢は別記事でも紹介しているので、ここではサラッとにします。

今回は、金沢駅からも徒歩圏内。夏に歩いていくと遠く感じますが、近江町市場と金沢城を観光してきました。バスを利用すれば良かったかなと後悔しました。

近江町市場

近江町市場は人だらけ。串焼きや海鮮丼のお店はどこも列ができていました。金沢城に着くころには、汗が止まりません。セミの鳴き声がする中、木陰で一休み。

金沢城公園

疲れているカラダにムチを打ち、なんとか登りきりました。

金沢城公園を上から

実は前日に、福井県坂井市丸岡町にある丸岡城(別名・霞ヶ城)の天守閣を観た後、階段を下る際にフクラハギをやってしまいました。

運動不足の30代以上の方は気をつけてください。自分が思っているより遥かに体は衰えています。特に男性は、もう少年ではないことを自覚してください。はしゃぎすぎると、足を引きずりながら観光する羽目になりますよ。

夜はオッサンならではの楽しみを。

金沢駅の夜のお供

金沢駅ビルで、加賀漬物・がすえび・干しほたるいか・ゴリ煎(金沢カレー風味)をお供に、金沢百万石ビールと金沢の名酒で、体を労わります。

がすえび・干しほたるいかは、炙ると美味しいと書いてあったので、ライターを用意して、火元に気をつけながらいただきました。炙らない状態と2度味が楽しめるおつまみでした。

ホタルイカは富山というイメージだったので、金沢で売られていることに少し驚きました。まあ隣県ですからね。金沢でも獲れますよね。

翌日は、富山に行きましたが、今度は富山産の干しホタルイカもありました。品数はやはり富山の方が多いですね。どちらも美味しいので、是非お試しあれ。

最後は富山駅へ。

富山駅の夜

日中は富山県南西部にある、世界遺産・五箇山を観光してきたので、富山駅に着いた時には夜。金沢駅を観た後ということもあり、駅周辺は落ち着いた感じがしました。

夕飯は、富山駅前のショッピングセンター・マリエの「だいこくや」で『越中うまいもの膳』を注文。富山名物を少しずつ楽しめる、観光客には嬉しいものでした。

越中うまいもの膳

白エビのかき揚げと甘酢、ホタルイカ、バイ貝の煮付、昆布〆刺身などなど、お米は富山産のコシヒカリです。白いご飯をます寿しに変更することもできましたが、後で食べる予定だったのでしませんでした。

バイ貝は以前に石川県でも食べ、近江町市場でも串焼きが売られていたので、勝手に石川というメージでしたが富山でも食べることができました。まあ隣県ですからね(ホタルイカと同じことを言っています)。

個人的にオススメなのが、昆布〆刺身。初めて食べましたが、美味しかったです。富山県は昆布の消費量が全国トップクラスだそうです。美味しい食べ方を知っているんですね。

富山でも晩酌はします。駅のスーパーで発見したものをおつまみに、北陸最後の夜を締めます。魚津港で獲れた『こずくら(つばいそ)の刺身』と、氷見浜の「ととつみれ」です。

富山の晩酌のお供

富山はスーパーが侮れないことを過去数回の旅行経験で知っていました。安いし、美味しいので、富山旅行に行く際はスーパーものぞいてみてくださいね。

2018年夏の北陸一人旅、最後の朝食はコレです。ホテルの朝食で、富山名産を集めることができました。

富山の朝食

とろろ昆布のおにぎり(白・黒)・ます寿しおにぎり・ホタルイカ甘露煮・昆布巻き蒲鉾。蒲鉾にも昆布が使われていて驚き。旅の最後の朝食にピッタリでした。

まとめ

2018年夏の北陸旅行は以下の流れで、車を利用してドライブをしながら一人旅を楽しんできました。色々な県を短い日数で行くとなると、やはり車があると便利だなと感じました。

福井県:福井駅→福井県立恐竜博物館→丸岡城
石川県:金沢駅→近江町市場→金沢城
富山県:五箇山→高岡→富山駅→富山空港

多くの方がなるべく抑えたいと考える旅行費用ですが、新幹線や飛行機を利用して行く場合は、ホテルやレンタカーが付いたパックを検討。一人から利用できるものもあります。

近くから行く場合は、ホテルは宿泊サイトでまとめて予約すると、ポイントが貯まるので次回以降の旅行に使えますよ。

夏の一人旅のアドバイスとしては、水分補給をしっかりとってください。熱中症は自分では気づきづらいので、ちょっとおかしいなと思ったら、商業施設に入り、涼ませてもらいましょう。

あとは旅行前に自分のカラダを確認すること。私のように運動不足の人は、急に活発に動くとカラダが悲鳴をあげますよ(笑)。

でもこの北陸旅行を一言で表すなら、『行って良かった』

食べ物ばかりを探し続けた、30代男性の夏の一人旅体験でした。少しでも参考になれば幸いです。

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