禁煙したいならまずやってみること

昨今の健康志向に伴い、愛煙家の方はますます肩身の狭い思いをしていることでしょう。仕事場や街中で灰皿を探すのも一苦労な世知辛い世の中になりました。

金銭的に負担も大きくなってきたので、禁煙をしようと決意した方も多いことでしょう。

でも、習慣を変えることは難しいです。今まで何度も禁煙にチャレンジしたけどダメだったという人が周りにもいるように、簡単には辞められません。

そこで、自分でできる禁煙をするための方法です。確実に禁煙できるとは言いませんが、やってみると自分の禁煙への決意がどのくらいかが分かるはずです。

まずは、今まで自分がどういう時にタバコを吸うのかを挙げられるだけ挙げてください。食後の一服やストレスが溜まったとき、お酒の席など色々な場面が上がることでしょう。

その時にタバコはどこにありますか?

ポケットやバックの中など、すぐ取り出せる自分の体の近くにあると思います。準備に一分もかからず、いつの間にか吸っていたはずです。この環境を変えてみてください。

タバコを吸うために必要なセットは「タバコ・灰皿・ライター」の3つ。喫煙が習慣になっている人は、それぞれを離れた場所に置いてください。

自宅の場合は、タバコは引き出し・灰皿はお風呂・ライターはテーブルなど、取りに行くのが面倒な場所に配置します。

吸いたければタバコは箱から一本だけ取り出して、それぞれを準備してください。箱ごと持っていくとまた準備するのが面倒だからと、甘い考えがでてくるので一本だけです。吸い終わったら、灰皿とライターはまた元の場所に戻します。

タバコを吸いたければ吸ってもいいです。でもこのルールだけは絶対に守ってください。この方法を行っていくと、タバコの本数が減ると思います。

人間は面倒くさがり屋。時間がかかるとタバコを吸うのが面倒になります。人間の面倒なことはしたくないという性格を利用するのです。

何日か、下手をしたら始めたその日から、きっとルールを破りたいという気持ちになります。ルールをいつ破るかはおまかせします。

そのときはこう思いましょう。本当は禁煙したいと思っていなかったんだと。

喫煙経験があるので、タバコを我慢している時の気持ちは分かります。でも禁煙したいと思ったのは自分自身です。

禁煙できるかどうかは自分次第なんです。

極端すぎる、世間の喫煙者への対応は私自身も腹が立っています。そもそもカラダに悪いなんて言い出したら制限だらけです。お酒もダメだし、運動だってケガをするかもしれないからできません。でもタバコを吸う人だけが悪者のように扱われます。

分煙は理解できます。タバコの煙が嫌いな人の迷惑にならないようにすることは大事です。ただし、職場で時間制限を設けられたり、吸う場所を失くすなどの対策は、どうみてもやりすぎです。他人から命令されるのが好きな人間はいません。

20歳以上の人はタバコを吸ってもいいのです。本当に問題があるならば、タバコの値段を上げるのではなく、今すぐ法律で禁止にするはずです。

辞めたい人と思う人は、自分でもできる喫煙方法を一度お試しください。何事も自分で決めたことなら、やってみようという気持ちになります。

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