男一人で千葉県に行くなら、無趣味男のオススメは電車の旅。銚子電鉄を利用すると、観光をしながら関東最北端をゆっくりまわることができます。
経営危機を救った「ぬれ煎餅」が有名ですが、ゲーム好きの30代~40代の男性なら知っているはずの「桃太郎電鉄(以下、桃鉄)」ゆかりの地でもあります。
大人になるとたまに聞かれますが、子供の時に『趣味はなんですか?』と聞かれることはまずないですよね。無趣味男は聞かれた記憶がありません。聞かれていたらゲームと答えていたんだろうな。
個人の思い出はさておき、銚子へ行きましょう。
出発地は銚子駅。大人一人700円の弧廻手形(1日乗車券)を購入して、旅の計画を立ててください。弧廻手形には、犬吠駅で銚子電鉄名物のぬれ煎餅が1枚サービス、銚子ポートタワー展望室の入場割引券など、おまけが付いてきます。
桃鉄好きなら、仲ノ町駅・笠上黒生駅・犬吠駅の3駅に行ってください。各駅におなじみのキャラクターが待っています。貧乏がイヌ像、貧乏がサル像、貧乏をトリ像を合わせて「しあわせ三像」と呼びます。
子供の頃、桃鉄をやったことがないという30代~40代の男性はどれくらいいるのでしょうか。それぐらい人気だったゲーム。悪さをする貧乏神に怒ったことが懐かしいです。人によってプレイスタイルが違い面白いですよね。いつも貧乏神と一緒に旅をしていた友人を思い出しました。
犬吠駅で降りたら「犬吠埼灯台」まで歩いてみてください。灯台からは綺麗な海の景色を眺めることができますよ。犬吠埼灯台は世界の灯台100選にも選ばれています。
銚子電鉄は全10駅。一日かければ駅を全て制覇することも可能。一人旅らしく気ままに途中下車もありですね。
お土産を買うこともお忘れなく。ぬれ煎餅は、赤いパッケージの濃い口味が定番ですが、うす口味と甘辛味もあります。お酒が好きな男性は、パッケージが電車の「でんでん酒」を。
夜は、銚子で晩酌。
銚子名物の「なめろう」がオススメです。新鮮な魚の身をたたいた漁師料理のなめろうは、日本酒のおつまみによく合います。
「メヒカリの唐揚げ」もありましたよ。
銚子電鉄を一日中めいっぱい遊んだ夜は、ぐっすり寝られることでしょう。美味しいお酒も頂いたので翌朝は予定通りの時間に起きられませんでした。飲みすぎは翌日の旅に響くのでほどほどに。
子供のときに興味があったものを大人になってから振り返る。生きているからこそできる体験ですね。人生を振り返るにはまだまだ若造の無趣味男でした。
お昼に食べるなら、なめろう丼を。美味しいお魚を食べすぎて、午後からの旅に支障が出ないように気をつけてくださいね。銚子を男一人で堪能してください。
遠方から千葉県への行き方ですが、飛行機は全国各地から成田空港への便が出ています。新幹線は通っていないので、東京駅や品川駅などから在来線に乗り換えることになります。
<関連記事>
→ 一人旅を安く済ませるコツ
→ 銚子への一人での行き方
→ 髪の悩みは男性で30代なら色々