今日(2017年9月17日)の早朝、我が家の愛犬が天国へと旅立ちました。16歳とおばあちゃんワンコで、ここ数年は病気も多かったのですが、よく生きてくれました。
最後まで優しく賢いワンコでした。亡くなる数十分前に大きな声で家族を呼んでくれ、おかげで最後は全員で看取ることができました。
感謝してもしきれません。
2週間ほど前に散歩から帰ってくると突然倒れました。少しの運動でハァハァと息を切らし、心配になったので病院に連れて行くと、不整脈と診断されました。
そこから家族が誰かいないと探すようになり、年齢のせいで耳が遠くなり目も見えにくいはずなのに、呼ぶと来てくれるようになりました。そしてよく鳴くようになりました。食事をしているとワンワンと大きな声で。今までは座って我慢していたのに。
もしかしたら、自分はもう長くはないということを分かっていたのかなと今になって思います。
我が家は、2009年3月26日に愛猫も天国へと旅立っています。こちらも15歳と長生きしてくれました。
そのネコが、3日前に夢に出てきました。
暗いところに座っていてハッキリとは見えませんでしたが、もしかしたら教えに来てくれたのかなと思いました。自分で言うのもなんですが一番私に懐いていたので。ワンコにはまだ生きていて欲しかったので、朝起きてネコのお墓で連れていくなとお願いしましたがダメでした。
もう限界は超えていたのかもしれません。
息を引き取ってから1時間は時が長く感じました。時計をみるとまだ数分しか経っていないのに、もう随分と時が流れたような感覚でした。
色々なことも思い出しました。
初めて家に来た時のこと、若いときに走り回ってボールで遊んでいたこと、最近の散歩がゆっくりになったとか・・・。
もっと遊んであげれば良かった、優しくしてあげれば良かった、昨日の夜に牛乳を飲ませてあげれば良かった・・・。
風呂上りに牛乳をあげて一緒に飲むのが習慣になっていて、上がるのが遅いと早くしろと鳴いて催促するくらい牛乳が大好きでした。昨日の夜は体調が悪かったので、「明日あげるね」と寂しそうな顔をみないように言いました。
ネコの時も亡くなる前日の夜に牛乳をあげなかったことを後悔しましたが、またワンコでも同じようなことが起きてしまいました。
考えると涙がこらえきれません。
先ほどから、「たられば」ばかり書いているのは分かっています。
生きているうちにしたかったことは考えるとたくさんあるんだなと今更ながら思います。これはペットにも限らず、人間に対してもですよね。
我が家にはまだ2代目のネコがいます。まだ2歳。家族が泣いているのを遠くから眺めている状態です。きっと戸惑っているのだと思います。優しく接してあげようと思います。
いなくなった日に、こうやって書いているのは、何をしていいか分からないからです。
一秒先の未来は必ずやってくるとは限らない。
人生は今が本当に大事だということを痛感しています。
今まで生きてくれて、幸せをくれてありがとう。
これからは、好きな食べ物をたくさん食べて、好きなときに遊んで、好きなときに寝てください。牛乳もいっぱい飲みなよ。
ダメな飼い主より。